お米をたくさん収穫してたくさん販売するためには、広い田んぼを使うことで効率が上がり収益も上がります。
しかし、私たちはこの産山村の水と自然そして古くから栽培されている田を愛して、小さい田んぼですが丁寧にお米を栽培することを続けています。
大規模な田んぼにはたくさんの水が必要になり、大きな川からの灌漑も必要となります。
一方、私たちの田んぼは、水源に近くその水源の水100%田んぼの水を賄うことができるのです。
水源からの水だから田んぼに引き込まれている水を飲むことができるほどきれいな水でお米が育ちます。
化学肥料を使わない循環型農業を実践しています。
古くから育てられている「あか牛」。阿蘇の農業にはあか牛は欠かせません。
草原を守り、農作物に必要な肥料を作る大切な役割を果たしています。
「あか牛」を家畜として育てていることで、刈り取った稲藁を冬の飼料として与え、その排出された糞から、堆肥を作ります。その堆肥が田畑に撒かれ、元気なお米や野菜の栄養となります。